守口門真市の1%を中国語スピーカーに

孔子学院 漢語講師トレーニングコース

毎年開催してます。今年も行ったお。2日間バイクで通いました。片道2時間や。暑さで脱水しながらの移動。して内容は?うん、よかった。「第二外語としての中国語学習」と言う観点から、初心者向けレッスン法は参考になった。 しかし、吾輩の観点は「「日本は国を挙げて観光立国をめざしている。中華圏観光客の獲得でタイランドに負けている(と思ってます)。漢語教育の立場から観光立国に貢献できる初心者教育マニュアルの整備は緊急の課題だ」まあ、このテーマは日本国内で解決しないといけないテーマなんだけど。

暑中お見舞い申し上げます。とあるキャバクラ風景?

チンプンカンプン受講中のオーナー様から頂いた画像です。暑い中頑張って中国語おしえてくれてありがとう。こんなメッセージ付き。ほんとは、がんばってるのは僕じゃなくてチンタオのアシスタント(ムームー)なんですけど汗。

NHKおはよう関西 7月25日火曜

TVラジオの中国語講座は4月から始めるな!

TVラジオの中国語講座は、4月から始めるな! 買うなら6月から
by楢崎 宣夫
on 2016/4/5
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副題 中国語で10倍広がるあなたの生き方

Q:会社が台湾企業に買収されました。やっぱり中国語でも習っとかないと、と思います。テレビとかラジオの講座って役に立ちますか? (折れたペン芯 45歳男性)

社内の会議は何語になるの?
社内の会議は何語になるの?

A.回答
この4月から学ぶのは、「ちょっと待て」

全国二千万の中国ビジネスヘッドライン愛読者の皆様、ご機嫌いかがですか? ゼロからスタート。三か月でクロオビ実力の中国語講座チンプンカンプン代表ドラゴンならちゃんです。

動機はヒトそれぞれでも、春になって中国語を始めようと思い立った方も多いでしょう。NHKの中国語講座(名前が変わって 「テレビで中国語」というみたいです)の4月号も本屋さんの店頭に並ぶ季節になりました。チンプンカンプン受講者もテキストをお買い求めになったようです。

中国語講師としては「おお! いい心がけ」と褒めてあげたいところですが、この4月から学ぶのは、「ちょっと待て」とお伝えしています。別に「日本で一番売れてる中国語教材にヤキモチ焼いて言っておる」わけではありません。

この際ですからお伝えしておきます。ドラゴンならが、中国語に初めて触れたのは、まさにNHKの中国語講座なのです。

まだ中学生だったドラゴンならが、放課後帰宅してなにげにテレビを点けたとき、たまたま放送されていたのが中国語講座だったのです。今ならリモコン切り替えですけど当時のテレビにはチャンネル用にゴッツイつまみがついていて、子供がチャガチャ動かすとテレビが壊れると信じられていたのです。

そんなわけで吾輩しかたなく中国語講座を見ることになった、と。すると。

「おお!」

声にならぬ声をあげて吾輩画面にくぎ付けになったのでした。

画面がオッサン(後ほど知った名前が藤堂明保)からバンニングして女性の顔が大写しに。一呼吸ほど微妙な間をおいて、画面の女性がやや眉をひそめて「ああ」とか「いい」とか発音するではありませんか。なんともエキゾチック(この女性は楊麗華ということも後ほど知った)。

なんのことはない、NHK教育放送がエロヴィデオの代わりをやってくれたのね。それ以来、「この一瞬のために」毎日放課後は一心不乱にほぼ毎日視聴していたのだから、ついには、なんか中国語覚えた気分になってしまったのだった。オッと、大脱線。

TVラジオの中国語講座のハナシですね。ドラゴンならは4月号5月号のテキストは買うな、とおすすめしています。買うなら6月から。

なんで???

4月スタートが負担が大きい理由
これは、中国語教育の欠陥から始まるハナシですのでよく聞いておいてください。

中国語ギョーカイでは、「中国語の基礎はピンイン(併音)からスタートするもの」と決まっているからです。

つまり4月5月はレッスンの中で、『無意味な文法学習』を強制されます。ピンインとは早いハナシ「ローマ字表記」です。このピンインの音節表記法は、ヘボン式になじんだ日本人には非常に奇妙なルールになっていて、中国語を初めて習おうという外国人は「一度に二つの外国語」を同時に習っているような気分になってします。

外語大学など専門課程ならまあ、「仕方ない」と学生さんもあきらめもつくでしょうが、自発的に中国語を学ぼうというおじさんは負担が大きすぎます。結果的に5月6月には、中国語のテキストは誰も買わない(つまり。中国語の学習をあきらめてしまう)事態が毎年発生しながら、誰も反省も改革もしない世界なのです。

考えてください。中国人はお母さんからどうやって中国語を学ぶのでしょう? 中国のお母さんは生まれたばかりの赤ちゃんにピンインから中国語を教えるんでしょうか?

200%違いますね。お母さんは口移しでママとかババとか聞かせながら言葉を教えていったはず。ならば、外国人にもまず「口移し」で単語を教えていいのでは?と。ドラゴンならは訴えるのですがこのギョーカイでは受け入れられません。

12月には卒業しよう
中国語のテキストでは7月くらいになったら基礎コース終了のような形で、フツーの会話がメインになってきます。そのまま八九十月と続けてみましょう。11月もまあ、続けていいです。しかし。12月には、「卒業」してください。自主的に講座の視聴をやめるのです。

????と思いましたか?

なぜなら1月以降は、教材編集に「中級進級」への意図がでてきて必要以上に難解な内容に変わっていくからです。

あなたが学問的に中国語をめざすならハナシは別ですが、中級レベルの中国語なんて日常必要ないのです。「もうついていけない」と思ってやめるのと、「卒業時期は俺自身が決める」と思ってやめるのでは挫折感や罪悪感を持たないでいい分、あなたの心理的負担は全然違ったモノになります。

忘れてはいけません。「語学は道具」です。つまりお箸と同じ。お箸の使い方を一生かけて学ぶ奴なんてどこにもいません。語学も、成果は語学(道具)の向こうに待っています。日本人って検定試験が大好きです。語学も検定試験に合格するための手段になってしまいました。(これを堕落という)。

外国企業に買い取られて上司がネイテイブに。この上司はあなたが検定試験〇〇級ということでは、決して『評価』してくれません。上司が評価するのは、あなたが語学を駆使して有効な話題を提供するかどうかなのです。

今回台湾企業に買収されたシ〇〇プさんの実情は、徐々に漏れ伝わってきています。
その1.数多(あまた)いた、中国出身のスタッフは15年の暮れを待たずに社内から去っていった。

その2.三〇前後のスタッフもどんどん離職していく。

その3.新しい動きは新聞報道で周知される社内的には否定されるが、結局報道通りに事態は進んでいく。

その4.社員の前に立つ管理職が、日に日に意気消沈していってるのが手に取るように見えてしまう。

台湾から来た先遣部隊から「無理難題」いわれてるんだろう、とつい、『要らぬ心配』をしてしまう。

台湾企業が買収に名守りをあげて以来発生した奇妙な現象を語る女性社員
台湾企業が買収に名守りをあげて以来発生した奇妙な現象を語る社員
現場的には「英語で十分対応できる」とか「有能な通訳がいるので心配ない」とか説明が出ているようですが、問題なのは、「あなたの身の振り方」のはず。自分の部署や考えはきちんと中国語で説明できる力量があるかないかで、あなたの立場は全然違ったものになっていくはずです。

TV講座は7月スタートでいいですけれど、中国語学習のスタートは、確実に今、切りましょう。(執筆者:楢崎 宣夫)

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